合成床版とは
合成床版とは
 従来、鋼道路橋の床版には主として初期コストの安い鉄筋コンクリート(RC)床版が用いられてきました。しかしながら、近年の交通量の増加や車輌の大型化に伴い、RC床版の損傷事例が多数報告されています。また、現場施工における型枠や支保工の設置・解体時には、桁下や作業員の安全性確保の課題が指摘されています。
 近年、これらの諸問題を解決する床版形式のひとつとして、鋼とコンクリートそれぞれの長所を活かした耐久性が高くライフサイクルコストの安い合成床版の利用が進んでいます。合成床版の主な特長は以下のとおりです。
(1) 床版施工用の型枠が不要で、省力化や工期短縮を図ることができる。
(2) 型枠支保工の設置・解体が不要で、作業時の安全性確保を図ることができる。
(3) 耐荷力や耐久性が高いため、維持管理や取替費用が少なく、ライフサイクルコストが安い。
(4) 耐久性を高めながらも床版厚が薄く、鋼桁の荷重負担を抑えることができる。
 以上の特長を活かすことにより、床版支間が6mを超える長支間の床版形式にも対応が可能であり、すでに鋼少数主桁橋などの合理化橋梁にも多数採用されています。
数十年後のイメージ

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